ダタンラの滝は、地域で最も印象的なものの一つであり、簡単に近くの湖トルエンタムへの観光と組み合わせることができます。コホ族では、ダタンラは、葉の下の水を意味し、この場所を象徴させる言葉となっています。15分ほど生い茂る森林を探検しながら滝の傾斜を下ります。滝自体はスリリングではありません,。泥が混じった水が木造の歩道橋へ流れ落ちる様はあまり写真映えしません。もっとも有名なプレン滝は街から6km離れた所にあり、地域の人たちにかなり人気ですが、あまりお勧めできません。熊やシカ、猿を含む動物が劣悪な環境で飼育されているからです。

チキンビレッジは、他のベトナムの村と同様、喧騒から離れた長閑な雰囲気で、村の中心には誇らしげな5m強の鶏の像が建てられています。織物を買う買わないは関係なく、女性たちが自身の体に紐を固定して機織り機を使い織物を織るところを見学するのも面白いでしょう。許可なしで小さな丘や平原に立ち入ることも可能です。

チャイマット村の近辺は、ダラットからわずか7kmで、小旅行をするには最適な場所です。多くの人は電車でチャイマット村まで向かいます。東側に目を向けると少し面白く、素敵な村があります。村そのものは探検するところが沢山あり、リン・フュオック寺が主な見どころですが、もし時間があれば(または現地のバイクタクシーに乗りたかったら)、事前に食べるものを買い、村のちょうど東にある美しいカオダイ教寺院総本山を探検してください。

チャイマット村で印象的なのは、霊福寺で、モザイク模様の芸術品が陳列されており、細部の装飾にこだわった建築物です。それゆえ、割れた骨董品やグラスの破片には細心の注意を払いセメント加工されています。最初に目に入るのが中央の建物にある中庭の大きな竜です。2万点以上のビールボトルのかけらで造られています。寺の中にある芸術品はさらに手が込んで造られています。色とりどりに並べられたギャラリー、神社と景観の良い場所に向かい左側の階段を登ると、ホールの支柱にはモザイク柄の竜たちが絡み合っています。信仰者により鐘が鳴らされ、深い音がメインホールの雰囲気を一層引き立たせます。

不安定なジグザグの山道の終点に位置しているタイガーフォールズは、この地域で最も人気があるスポットです。滝へと繋がる険しいコンクリートの階段は急な崖になっており、写真スポットとなっています。タイガーフォールズは、ベトナム国民にとっても非常に人気な観光地となっており、静かに1人で回ることは難しいでしょう。滝の底にある大きな岩と水の溜まり場はピクニックに最適の場所です。レストランのそばには巨大な原始狩人と虎の像があり、記念写真を取る為に吠える虎の像の口に登ることができます。